最近、あれもこれも値上げが続いていますよね。特に犬用のトイレシーツ、毎回捨てるものだから、コストがかさむのも気になるところ。でも、高価なものはちょっと…と考える飼い主さんも多いのではないでしょうか。かといって、安いシーツだと1回のトイレでおしっこが広がって使いにくいこともあります。
そんな悩みを解消するのが「洗えるペットシーツ」です!自分で好きなサイズにカットでき、何度も洗濯して使えるから、経済的で環境にも優しい。とはいえ、「耐久性は?」「しっかり吸収してくれるの?」と気になる点もあると思います。
私も毎日このシーツを使い、洗濯してきた経験から感じたことをお伝えしますが、これは間違いなく使えます。
洗って使える犬用トイレシー
耐久性は問題ありません!ニオイも残りません!
毎日1回洗濯していますが、1年6ヶ月ほど使用していても問題なく使えています。気になるニオイもほとんどなく、衛生的に保てます。洗濯後にうっすら黄色く残る場合もありますが、乾燥するとほとんど気になりません。
また、「飼い主の悩みの一つである「ペットシーツをぐちゃぐちゃにいたずらする」という問題もほぼ解消されました。不思議と、洗えるシーツにはいたずらすることがほぼないんです。
吸水力も良く、戻りが少ないので快適に使えます。一般的なペットシーツに比べて、圧倒的に経済的でゴミが少ないのも大きな利点です。ペットにも環境にも優しいこのシーツ、おすすめです。
お洗濯ができて、いつも綺麗で快適だよ
ゴミがでなくて、衛生的だし経済的だよね
商品名 洗えるペットシーツ「タフ」 |
汎用ウォシャブル |
ポリエステル80% |
レーヨン20%混紡 |
裏面滑り止め |
洗濯機使用可 |
乾燥機使用不可 |
一般中性洗剤 |
洗えるペットシーツの特徴
- 吸水力が優れている
吸水量は1,200㏄/㎡で、速やかに吸収・拡散し、トイレ後の快適さをキープします。中性洗剤または弱アルカリ性洗剤をご使用いただき、漂白剤や柔軟剤は使用を避けてください。吸水性が低下した場合は、ぬるま湯で洗い天日干しすると吸水力が回復することがあります。 - 防水性で床に漏れない
シーツの裏面には防水加工が施され、床面を濡らしにくくなっています。ただし、縁をまたいで排尿した場合やシーツに穴が開いた場合には、漏れの原因になるため注意が必要です。 - 速乾性がある
洗濯後の乾燥時間は、測定条件において約5時間。晴れた日に屋外で陰干しするだけで、手軽に乾燥できます。 - 高い耐久性
定期的な洗濯に耐えられる設計ですが、ソフト洗いや弱水流での洗濯をおすすめします。汚れが気になる場合は、ホースで洗い流してから洗濯ネットに入れて洗うと効果的です。
この洗えるペットシーツは、吸水力・防水性・速乾性・耐久性に優れ、愛犬のトイレ環境を快適かつ経済的にサポートしてくれます。
注意
使用とお手入れのポイント
洗えるペットシーツは、数回の洗濯でわずかに縮むことがあるため、初めに1~2㎝ほど大きめにカットしておくと良いでしょう。洗濯時は「ソフト」または「おしゃれ着」モードの使用がおすすめで、脱水が緩やかに回るため、乾燥にはやや時間がかかります。
コツとして、私は脱水のみ標準モードで1~2分程度追加しています。この際、一度シーツを取り出して平らに重ねてから再度洗濯槽に戻し脱水すると、シーツが伸び、乾燥が早くなるので時短にもつながりますし、脱水による負担が減り長持ちします。
また、漂白剤や柔軟剤の使用は控えるようにしましょう。これらは尿の吸水性に影響を与える可能性があるためです。
向かって右側が未使用品で左側が6ヶ月くらい使用したものです。
未使用品のアップです。
おおよそ6ヶ月くらい使用したものアップです。
少し毛羽立ちがある程度です。
デザインのおしゃれなものもありますが...
デザインはシンプルがおすすめ
おしゃれなデザインのペットシーツもありますが、犬が敷物と間違えて戸惑ってしまうこともあります。やはりトイレとして認識しやすいよう、普通のトイレシーツに似たシンプルなデザインが使いやすいでしょう。トイレシーツは機能性を重視し、デザインは二の次にする方が安心です。
メリット
洗えるトイレシーツのメリット
何といっても経済的な点が最大のメリットです。もちろん洗濯の手間は増えますが、1年以上使えるため、コストを大幅に抑えることができます。また、不思議なことに、犬が噛んだり遊んだりすることがほとんどありません。見た目は一般的なトイレシーツと変わらないように見えますが、なぜかイタズラをしないのです。
一般的なトイレシーツだと、誤って食べてしまった場合のリスクが気になる飼い主さんも多いかと思いますが、洗えるトイレシーツならその心配が少なく、安心して使えます。
デメリット
洗えるトイレシーツにはメリットが多いですが、以下のようなデメリットもあります。
- 洗濯の手間がかかる
使用後は洗濯が必要になるため、毎回の洗濯が手間に感じることがあります。特に多頭飼いや頻繁にトイレを使う場合は、洗濯の頻度が増え、時間や手間がかかることがあります。 - 乾燥に時間がかかる
素材によっては乾燥に時間がかかる場合があり、特に湿度の高い季節や天気が悪い日には、乾きづらいことがあります。速乾性がある製品もありますが、一般的には使い捨てシーツより乾くのに時間がかかります。 - 初期コストが高め
使い捨てシーツと比較すると、初期の購入費用が高めです。長期間使うことで経済的なメリットが得られますが、短期間で使い捨てる場合にはコスト面でメリットが少ない場合もあります。 - ペットによっては慣れが必要
普段使い捨てシーツに慣れているペットの場合、素材や手触りが異なるため、最初は戸惑うことがあります。トイレ場所として認識してもらうまでに少し時間がかかることもあります。 - 長期間使用による劣化
洗濯を繰り返すと、シーツが縮んだり吸水性が落ちたりする場合があります。耐久性の高いものでも、ある程度の使用で買い替えが必要になることがあります。
これらのデメリットも理解した上で、用途やペットの使用頻度に合わせて選ぶと良いでしょう。
まとめ
洗えるトイレシーツの実際の使用体験と経済効果
私のところでは現在12匹のチワワを飼っており、以前は月に1万円ほどトイレシーツ代がかかっていました。年初めに購入した洗えるトイレシーツですが、毎日洗濯してもまだ廃棄になったものはなく、非常に丈夫で長持ちしています。購入したのは1ロール(97㎝×10m)で、ワイドサイズにカットして使っていますが、まだ未使用のものも残っており、年内に追加購入しなくても済みそうです。
使用開始から1年経過した頃、一部でトレイに少し尿が浸透してきましたが、漏れ出すほどではなく、十分に吸収してくれています。また、仲間の飼い主さんの話では、少し浸透してきたもの同士を2枚重ねて縫い合わせ、さらに長く使用しているそうです。
とにかく丈夫で経済的で、以前の1/10以下の費用で済んでいるのは本当にありがたいですね。
洗えるペットシーツのことや、犬に関する疑問・質問などがありましたら、ご自由にコメント欄に投稿してください。
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楽しい愛犬ライフを。
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