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シニア期を迎えた愛犬に、今こそ見直したい「食事の質」健康寿命を支えるエイジングケアのすすめ
愛犬が年齢を重ねるにつれ、以前と同じ食事では体に負担がかかることがあります。特にシニア期に入ると、消化機能の低下や筋力の衰え、関節の不調といった変化が少しずつ現れてきます。そんな時期だからこそ、栄養バランスが整い、体に優しいフードでエイジングケアを始めることが大切です。
毎日の食事は、健康を守る基本であり、生活の質を左右する大きな要素。今の愛犬に合った食事に見直すことで、体力や関節のサポートはもちろん、心の元気も守ることができます。大切な家族だからこそ、食事からしっかりケアして、シニア期も健やかで幸せな日々を一緒に過ごしましょう。

7歳はシニア期の入口

「7歳から始めるエイジングケア」愛犬がいつまでも元気でいるために
シニア期に差し掛かる7歳頃からのエイジングケアは、愛犬の健康を守り、快適な毎日を送るために欠かせないステップです。特にチワワのような小型犬は寿命が長い分、年齢とともに体の変化もゆっくりと進んでいきます。そのため、見た目に大きな変化がなくても、内側では徐々に老化が始まっていることも。大切なのは、できるだけ早くから体と心のケアを意識し、愛犬がシニア期を健やかに過ごせるよう準備してあげることです。
この記事では、「7歳から始めるエイジングケアのポイント」について、わかりやすくご紹介します。
1. 栄養管理
- バランスの取れた食事:年齢に応じた栄養を含むシニア向けのドッグフードを検討しましょう。たとえば、アカナのシニア用ドッグフードは、小型犬の代謝や消化機能に配慮し、低カロリーで高たんぱく質、そしてグルコサミンやコンドロイチンといった関節のサポート成分を含むものがおすすめです。
- 体重管理:年を重ねると基礎代謝が低下するため、肥満になりやすくなります。体重増加は関節や心臓への負担にもつながるため、定期的に体重をチェックして適切な体重を維持することが重要です。
2. 定期的な健康チェック
- 獣医での健康診断:年に1〜2回の定期健康診断で、血液検査や尿検査を受け、内臓の健康状態をチェックしましょう。また、歯や目の状態、聴覚なども診てもらうと安心です。
- 関節や筋力のチェック:シニア犬は関節が弱くなりがちです。普段の散歩や遊びで、動きがスムーズかどうか、階段の上り下りが負担になっていないかを確認し、異常があれば早めにケアを始めると良いでしょう。
3. 運動の工夫
- 無理のない運動:シニア期になっても適度な運動は大切です。無理をせず、体調や体力に合わせて散歩や軽い遊びを取り入れましょう。関節に負担がかかりにくい柔らかい地面や芝生の上での運動がおすすめです。
- 筋力維持:関節のサポートと筋力維持のために、軽いウォーキングやストレッチも有効です。家の中でのおもちゃ遊びなど、楽しみながらできる運動を工夫してみてください。
4. 口腔ケア
- 歯磨きとデンタルケア:年齢とともに歯周病のリスクが高まるため、定期的な歯磨きが重要です。歯石が溜まりやすい場合は、定期的に歯科チェックを行い、必要に応じて歯石取りも検討しましょう。
- デンタルガムの活用:デンタルガムや口腔スプレーも有効です。普段のケアに加え、定期的な歯石除去で口腔内の健康を維持します。
5. 環境の見直し
- 快適な居住環境:階段や滑りやすい床など、犬にとって負担になる場所を避ける、滑り止めマットを敷くなど、生活環境の工夫が必要です。
- 温度管理:シニア犬は寒さや暑さに敏感なため、季節ごとの温度管理も重要です。寒い季節にはブランケットや暖かい場所で過ごせるようにし、暑い季節にはエアコンや扇風機を使って過ごしやすい環境を整えましょう。
6. メンタルケア
- ストレス管理:シニア犬にとっては、過度な変化やストレスが体調に影響を及ぼす場合があります。生活リズムを安定させ、落ち着いた環境を提供することが大切です。
- 遊びと刺激:脳の活性化には、新しいおもちゃや簡単なパズルなどが効果的です。楽しみながらできるゲームやトレーニングで、認知機能の維持をサポートしましょう。
7. サプリメントの活用
- 関節サポートサプリ:グルコサミンやコンドロイチンなどの成分を含むサプリメントが、関節の健康をサポートするのに役立ちます。
- 抗酸化サプリメント:ビタミンEやオメガ3脂肪酸などの抗酸化成分は、免疫力をサポートし、体内の酸化ストレスを軽減します。
シニア期のエイジングケアは、犬の健康寿命を伸ばし、より充実したシニアライフをサポートするために欠かせないものです。




アカナ シニアレシピ ~全犬種・シニア犬用~ 総合栄養食

アカナのシニアレシピは、シニア犬(一般的には7歳以上の犬)の健康をサポートするために特別に配合されたドッグフードです。このレシピは、高齢犬が年齢と共に直面する特有の健康問題に配慮し、栄養バランスを考え抜いた内容になっています。以下、アカナシニアレシピの主要な特徴を挙げてみます。
1. 高タンパク質の低炭水化物配合
アカナのシニアレシピは高タンパク質・低炭水化物で、カナダ産の新鮮な肉や魚を主成分としています。シニア犬にとって筋肉量を維持することは重要なため、鶏肉やターキー、天然の魚などの良質なタンパク質が多く含まれています。タンパク質が豊富であることで筋肉の減少を防ぎ、シニア犬が活発で健康な体を維持できるようサポートします。
2. 脂肪分の調整
シニア犬は若い頃に比べてエネルギー消費量が減るため、アカナシニアレシピは脂肪分が適切に調整されています。これにより、余分な体重の増加を防ぎ、体重管理がしやすくなります。また、EPAやDHAといったオメガ脂肪酸が含まれており、関節の健康や皮膚・被毛の健康にも効果的です。
3. 関節ケア成分
シニア犬は関節の問題が出やすいですが、アカナシニアレシピには関節ケアに役立つ成分が配合されています。グルコサミンやコンドロイチンが含まれており、関節の健康を保ち、痛みの軽減に貢献します。年齢を重ねると関節の健康が重要になってくるため、これらの成分がサポートとなるのです。
4. 消化をサポートする低GI炭水化物
低GI(グリセミックインデックス)の炭水化物が使われており、血糖値の安定に寄与します。シニア犬は若い頃に比べて代謝が低下するため、かぼちゃやズッキーニといった食物繊維豊富な低GI炭水化物を使用し、腸内環境を整えるのに役立っています。
5. 添加物・人工保存料不使用
アカナはナチュラルな原材料を重視しており、シニアレシピも人工保存料や添加物を一切使用していません。自然な素材だけで栄養価を高め、健康面へのリスクを抑えた製品です。
6. ビタミン・ミネラルの補給
シニア犬に必要なビタミンやミネラルがバランスよく含まれています。たとえば、抗酸化成分のビタミンEやビタミンCが免疫力向上をサポートし、体の酸化ストレスを軽減します。また、亜鉛やセレンなども含まれており、シニア犬の健康を支える栄養素が充実しています。

アカナのシニアレシピは、年齢と共に変化する健康ニーズに対応するために考案された製品で、特に筋肉の維持、関節のサポート、消化のサポートなどに重点を置いています。
新鮮鶏肉、生のカレイ、太陽の日差しを浴びて熟した新鮮フルーツをたっぷり使用してます。
高齢犬は成犬以上に肉由来の栄養を必要とし、原材料中に65%に放し飼い鶏肉、天然カレイ、全卵を使用し最適な栄養を供給します。
老犬になっても自分の足で1日でも長く歩けるように、たんぱく質を十分に摂り体作りをサポートします。
ホールプレイ・スーパーフード:家禽類・内臓・軟骨など栄養素を最も自然かつ栄養価の高い形で提供。
65% | 鶏・七面鳥・全卵・カレイ・など |
35% | 野菜・果物・ハーブ類 |
0% | 遺伝子組み換え原材料・穀類・ポテト不使用 |
新鮮鶏肉(19%)、乾燥鶏肉(18.5%)、丸ごと赤レンズ豆、丸ごとグリンピース、乾燥七面鳥肉(6%)、新鮮鶏肉内臓(レバー・心臓)(5%)、乾燥ニシン(4%)、エンドウ豆繊維、卵(4%)、生カレイ(4%)、フィッシュオイル(3%)、丸互ヒヨコ豆、丸ごと緑レンズ豆、丸ごとイエローピース、エンドウ豆スターチ、鶏脂肪(1%)、生七面鳥レバー(0.5%)、乾燥ケルプ、新鮮丸ごとカボチャ、新鮮丸ごとバターナッツスクワッシュ、新鮮丸ごとニンジン、新鮮丸ごとリンゴ、新鮮丸ごと洋梨、新鮮丸ごとズッキーニ、乾燥チコリールート、新鮮ケール、新鮮ホウレン草、新鮮カブラ菜、新鮮ビートの葉、新鮮丸ごとクランベリー、新鮮丸ごとブルーベリー新鮮丸ごとサスカトゥーンベリー、ターメリック、オオアザミ、ゴボウ、ラベンダー、マシュマロルート、ローズヒップ
酸化防止剤:植物油から抽出したトコフェロール:121mg、クエン酸:40mg、ローズマリーエキス:80mg
添加栄養素(1kgあたり):3a890塩化コリン:700mg、3b606(亜鉛:75mg)、3b406(銅:5.5mg)、3a821ビタミンB1:25mg、3a841ビタミンB5:8mg、3a831ビタミンB6:7.5mg、3a672aビタミンA:7500IU、3a671ビタミンD3:1000IU、3a700ビタミンE:100IU
添加腸球菌:4b1707エンテロコッカスフェシウム菌 NCIMB 10415 2.2×10^6CFU
カロリー配分:代謝エネルギー 3325kcal
*BHA/BHT エトキシキン等の人工的な酸化防止剤は不使用。
*粒の色・形・香りが異なることがございますが商品の品質上問題ございません。
*パッケージは真空処理は行っておりません。
*パッケージのまま保存をお願いします。
原材料
粗たんぱく質 | 33%以上 |
粗脂肪分 | 14%以上 |
粗配分 | 7%以下 |
粗繊維 | 6%以下 |
水分 | 12%以下 |
カルシウム/リン | 1.5%以上/1.1%以上 |
オメガ6オメガ3 | 2.2%以上/1.0%以上 |
DHA/EPA | 0.3%以上/0.3%以上 |


メリット デメリット

メリット
- 高タンパク・低カロリー設計
シニア犬にとって必要なタンパク質をしっかり補給しながら、カロリーを抑えて肥満リスクを軽減します。運動量が落ちてくるシニア犬でも体重を管理しやすいのが特徴です。 - 関節サポート成分
グルコサミンやコンドロイチンなど、シニア犬の関節の健康をサポートする成分が配合されています。加齢による関節痛や動きの鈍さを軽減する手助けとなり、シニア期でも快適に動ける体を保てます。 - 自然素材を使用した高品質の原材料
アカナは添加物や人工調味料を使わず、新鮮な原材料を使っているため、シニア犬の体に優しく、安全性の高い食事が可能です。 - 消化に優しい配合
シニア犬は消化機能が低下しやすいため、アカナシニアレシピには消化しやすい食材や食物繊維が豊富に含まれています。これにより、便の状態が良くなりやすく、胃腸の負担も軽減されます。 - 豊富なオメガ脂肪酸
魚や亜麻仁由来のオメガ3脂肪酸が含まれ、毛並みや皮膚の健康をサポートします。シニア犬にありがちな乾燥肌や皮膚トラブルの予防に役立ちます。
デメリット
- コストが高い
高品質な原材料を使用しているため、他の一般的なドッグフードと比較して価格が高くなりがちです。継続的に購入するには、飼い主にとって負担に感じる場合もあります。 - 好き嫌いが出やすい
アカナはナチュラルな原材料を使用しているため、香料や添加物が含まれていません。そのため、味や香りが控えめで、犬によっては好みに合わず食いつきが悪くなることがあります。 - 栄養価が高すぎる場合もある
アカナは高たんぱく・低炭水化物の設計ですが、犬によっては栄養過多になる場合もあります。特にシニア犬で運動量が少ない場合には、体重増加につながるリスクがあるため、与える量に注意が必要です。 - 購入できる店舗が限られている
一部の店舗やオンラインショップでしか購入できないため、手に入りにくいことがあります。定期的に購入する場合は、信頼できる販売店や通販サイトを見つける必要があります。



当犬舎では

健康寿命を延ばすために——小さな積み重ねが、大きな違いに
当犬舎で現在もっとも年齢の高いチワワは、12歳11か月(令和7年5月時点)ですが、毎日ゆっくりとしたペースで元気にお散歩に出かけています。走り回るような若さはなくとも、娘犬や孫犬と一緒に歩く姿は穏やかで、毛並みも美しく、年齢を感じさせないほど若々しい印象です。
このように長く健康を維持し、自分の足で歩き続けるためには、日々の積み重ねがとても重要です。私たちは、バランスの取れた食事、定期的な健康診断、歯磨き習慣、そして必要に応じたサプリメントなど、トータルケアを実践しています。とくにアカナのシニアレシピは、高たんぱく質設計により、年齢とともに低下しがちな筋肉量の維持に大きく貢献しています。
シニア期に入ると、足腰の衰えが生活の質に直結します。だからこそ、「少しでも長く、元気に自分の足で歩いてもらいたい」という思いを込めて、適切なたんぱく質の摂取を大切にしています。
食事だけがすべてではありませんが、日々の丁寧なケアの積み重ねが、シニア犬の輝く毎日につながる——その実感を、私たちは愛犬との暮らしの中で確かに感じています。
まとめ

シニア犬の健康を守るために今できること:エイジングケアのすすめ
愛犬がシニア期を迎える7歳頃から、健康と快適な生活を守るためには「エイジングケア」が欠かせません。年齢とともに体の機能は少しずつ変化し、若い頃と同じ生活では負担になることもあります。だからこそ、日常のケアを見直すことが、愛犬の“健康寿命”を延ばす第一歩です。
なかでも重要なのが食事管理です。シニア向けに設計されたドッグフードには、消化吸収のしやすさや関節・筋肉の健康維持に配慮した栄養素がバランス良く配合されています。これにより、年齢に合わせた体のサポートが無理なく行えます。
さらに、適度な運動や生活環境の見直し、歯磨きなどの口腔ケア、そしてストレスを和らげるメンタルケアも、見逃せないエイジング対策です。これらを日常のルーティンとして取り入れることで、シニア期でも明るく元気に過ごすことができます。
愛犬との大切な時間を、より豊かに、より長く続けるために。今日から始められる小さなケアが、明日の健康をつくります。食事を軸にした総合的なエイジングケアで、愛犬のシニアライフをしっかりサポートしてあげましょう。
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